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費用・支援制度

高校受験にかかるお金の全体像

受験そのものにかかる費用と、合格後にかかる費用を時期の順に整理しました。都立と私立で費用の構造がどう違うか、併願時に入学金が重複する点も含めて、考え方を扱います。

公開 最終更新 2026年8月

要点

  • 高校受験の費用は「受験そのものにかかる費用」と「合格後にかかる費用」に大きく分けられる
  • 受験そのものの費用は、受験料・模試代・交通費・証明写真代など、出願前から入試当日までに発生する
  • 合格後の費用は、入学金・制服や教科書の購入費・施設費など、進学先が決まってから発生する
  • 都立と私立では費用が発生するタイミングと内訳が異なり、私立を併願すると入学金が重複してかかることがある
  • 具体的な金額は学校・年度によって大きく異なるため、この記事では金額そのものより「いつ・何に」お金がかかるかの構造を扱う

何に・いつお金がかかるか

費目発生するタイミング都立私立
受験料出願時学力検査等にかかる学校ごとにかかる。複数回・複数方式を受けると加算される場合がある
模試代・受験対策費出願前任意で受ける模試などにかかる場合がある同左
交通費・証明写真代出願〜受験当日会場までの交通費や出願書類用の写真代など同左。受験校が多いほど積み重なる
入学金合格後、手続き期限まで発表後、比較的余裕のある期限が多い発表・納入期限が都立より早く、複数校に併願すると重複してかかることがある
制服・教科書・学用品入学前後学校指定の場合が多い学校指定の場合が多く、内容は学校差が大きい
施設費など入学時学校による授業料以外の納付金として発生することが多い

受験そのものにかかる費用

出願から入試当日までにかかる費用の中心は受験料です。都立は学力検査等の受験料、私立は学校ごとの受験料が必要になり、私立を複数校・複数方式で受けると、その分だけ受験料が積み重なります。受験校を増やすほど「抑え」の選択肢は広がりますが、その分費用もかかるため、受験校の組み方(→別記事)と合わせて検討する家庭が多いです。

受験料以外にも、模試代、会場までの交通費、出願書類に使う証明写真代など、まとまった額にはならなくても細かい費用が出願前から発生します。受験校数が多いほど、こうした費用も増える点は見落とされがちです。

合格後にかかる費用

合格が決まると、入学金・制服や教科書などの学用品費・施設費といった費用が発生します。就学支援金や東京都の授業料軽減助成金は、主に「授業料」に対する支援であり、入学金や施設費、制服代はこれらの支援の対象外です。授業料の負担が軽くなっても、入学時にまとまった費用が別にかかる前提で考えておく必要があります(支援制度の詳細は別記事「学費と支援制度」を参照)。

私立の初年度納入金の内訳(授業料・入学金・施設費・その他の納付金)については、別記事「私立の初年度納入金の内訳」で扱っています。

併願する場合に気をつけたいこと

  1. 私立に出願する前に、入学金の納入期限をそれぞれ確認する
  2. 都立の結果を待って進学先を決めたい場合は、私立に延納・返還制度があるかを確認する
  3. 併願優遇などの制度を利用する場合は、優遇の基準と入学金の扱いをあわせて確認する
  4. 複数の私立に出願する場合は、入学金が重複してかかる可能性を踏まえて予算を組む
金額は学校・年度によって異なります

この記事では具体的な金額を挙げていません。受験料・入学金・学用品費などの実際の金額は、志望校の募集要項や学校説明会で必ず確認してください。

私立の入学金の延納・返還については別記事「併願私立の入学手続きと延納制度」、学費の支援制度については別記事「学費と支援制度」も参考にしてください。

この記事は東京都の高校受験制度の一般的な解説です(最終更新 2026年8月)。制度・基準・日程・費用は 年度により変わります。出願等の最終的な判断は、東京都教育委員会や各学校の公式情報で必ずご確認ください。