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学校の選び方・種類

大学附属校と進学校のちがい

内部進学の枠がある大学附属校と、受験して外部の大学を目指す進学校で、高校3年間の過ごし方はどう変わるか。附属校でも全員が系列大学に進学するわけではない事情も含めて整理します。

公開 最終更新 2026年8月

要点

  • 附属校は系列大学への内部進学の枠を持つが、全員がそのまま進学するわけではない
  • 他大学(外部)を受験する場合の学校側の扱いは、附属校によって大きく異なる
  • 進学校は基本的に卒業後に受験して外部の大学を目指す前提で3年間を組み立てる
  • 自分が「内部進学を軸にしたいか」「受験を前提にしたいか」で選び方が変わる

附属校の内部進学は「全員が使う枠」ではない

大学附属校は、系列の大学に一定の推薦枠(内部進学の枠)を持っているのが特徴です。ただし、この枠を使って進学する生徒の割合や、進学できる学部の範囲は学校によって差があります。附属校だからといって在籍者全員が系列大学にそのまま進学するわけではなく、内部進学の基準(在学中の成績など)を満たす必要がある学校が一般的です。

また、内部進学の枠を使わずに他大学(外部)を受験する生徒に対する学校側の扱いも、学校ごとに違います。外部受験を推奨し併行して手厚くサポートする学校もあれば、外部受験をする場合は内部進学の権利を失う、あるいは特定の条件下でのみ両方を検討できる、といった学校もあります。この違いは3年間の過ごし方に直結するため、志望校を検討する段階で確認しておきたい点です。

進学校は「受験して外に出る」前提で組み立てる

進学校(大学附属ではない学校)は、卒業後に受験を経て外部の大学に進学することを前提にカリキュラムや学校行事が組まれているのが一般的です。授業の進度やカリキュラムの組み方も、大学入試を念頭にしたものになりやすく、模試や進路指導の機会も多い傾向があります。

もちろん進学校であっても、系列の大学があるわけではないので、大学の選択の自由度は基本的に高くなります。一方で、内部進学のような確保された進学先はなく、3年間の学習を受験に向けて積み上げていく必要がある、という点が附属校との大きな違いです。

3年間の過ごし方の違い(一般的な傾向)

附属校(内部進学中心)
在学中の成績が内部進学の基準に関わるため、定期試験への取り組みが重視されやすい。受験一色にならず、行事や課外活動に時間を使いやすい学校もある
附属校(外部受験も想定)
内部進学の権利と外部受験の関係を早い時期に把握し、どちらを軸にするか方針を決めておく必要がある
進学校
受験を前提としたカリキュラムのもとで、模試や進路指導を活用しながら計画的に学習を進めることが多い

検討するときに使える情報

附属校を検討する際は、系列大学への進学率や進学できる学部の傾向、外部受験者の実績などが判断材料になります。学校ページの大学合格実績や、大学から高校を逆引きする機能を使うと、どの高校から系列大学以外にどのような進路が実際にあるかを確認しやすくなります。

注意

内部進学の基準・外部受験時の扱い・進学実績は学校や年度によって変わります。志望校を絞る前に、学校説明会や公式サイトで最新の制度を確認してください。

この記事は東京都の高校受験制度の一般的な解説です(最終更新 2026年8月)。制度・基準・日程・費用は 年度により変わります。出願等の最終的な判断は、東京都教育委員会や各学校の公式情報で必ずご確認ください。