要点
- 中3の1年間は、学習・学校見学・内申・出願準備の4つを並行して進めていく
- 季節ごとの生活の区切り(夏休み、2学期の期末前など)を目印にすると計画が立てやすい
- 制度上の入試日程は別記事(都立の年間スケジュール)にまとめてあるので、この記事では家庭でできる行動の計画に絞る
- 焦って前倒しすることより、その時期にやるべきことを取りこぼさないことを優先する
- 4本立てのどれか一つに偏りすぎないよう、時々全体を見直す機会を作る
時期別にやること
| 時期 | 学習 | 学校見学 | 内申・出願準備 |
|---|---|---|---|
| 春(新学年〜) | これまでの苦手分野の整理と、学習習慣の見直し | 気になる学校の情報収集を始める | 学年最初の評定のつき方を意識して過ごす |
| 夏休み | 比較的まとまった時間を使える時期。模試などで実力を確認する | 学校説明会・公開授業に参加し、候補を広げる | 夏休み中の課題・提出物に丁寧に取り組む |
| 秋(新学期〜) | 志望校の出題傾向に合わせて、学習の対象を絞っていく | 候補校を絞り、個別相談などで具体的な条件を確認する | 2学期の内申が固まってくるため、定期テスト・提出物を最優先にする |
| 冬(2学期末〜) | 過去問演習や仕上げの学習に重点を置く | 出願前の最終確認(説明会内容の再確認など) | 三者面談で受験校を決定し、出願に必要な書類を確認・準備する |
| 入試期(1月〜) | 本番に近い形式での最終調整、体調管理を優先する | 既に見学は済んでいる時期なので新たな見学は控える | 出願書類の提出状況や手続き締切を最終確認する |
季節の区切りで考える理由
入試の制度上の日程は年度によって多少前後しますが、学校生活の区切り(長期休み、学期の節目)はある程度共通しています。「夏休み中に模試を受ける」「2学期の期末前は内申に直結するので提出物を優先する」といった形で、生活の区切りを目印にすると、細かい日付が分からない段階でも計画を立てやすくなります。
また、学習・学校見学・内申・出願準備は互いに関係しています。例えば秋以降は志望校を絞る時期であると同時に、2学期の内申が固まる時期でもあるため、学校見学に時間を使いすぎて定期テスト対策が手薄になる、といったバランスの崩れには注意が必要です。4本立てを頭の片隅に置きながら、その時々で優先度を調整していくとよいでしょう。どれか一つに偏りそうなときは、一度立ち止まって全体のバランスを見直す機会を作ることをおすすめします。
家庭でできる工夫
- 4本立て(学習・学校見学・内申・出願準備)をカレンダーや一覧に並べて、抜けている項目がないか時々確認する
- 三者面談の前に、家庭内で候補校の優先順位や条件を一度話し合っておく
- 出願に必要な書類(調査書など)は学校側の準備期間もあるため、早めに担任に確認しておく
- 学校見学や個別相談で得た情報は、その都度メモに残しておき、三者面談の前に見返せるようにしておく
- 受験校の組み方(チャレンジ・実力相応・安全校のバランス)は、秋以降に家族で早めに方向性をすり合わせておく
注意
ここでの時期の区切りはおおよその目安です。実際の入試日程・出願期間・提出書類の締切は年度・志望校によって異なるため、都立の年間スケジュールの記事や各校の募集要項、学校からの案内を必ず確認してください。